わんわん・タイランド

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ペコちゃん、ごめんね

2013年9月15日。

私が日本に帰って来た日です。
日本に帰って、少しゆっくりすれば
体調などよくなるかと、
簡単に思っていました。

でも、甘かったようです。

帰って来た当初は、身体中が痛くて、
半日横になっていることも
珍しくなかったです。
帰って来て、帯状疱疹にも
かかりました。
いずれも、今まで溜まっていた
ストレスから出た症状です。

本当に、よくこんな状態で
生活していたものだと思います。

以前に、

「心身ともにボロボロになって
帰って来ました」

と書きました。

正直に書きます。
心も病んでました。
もう、私の許容範囲を
完全に超えていました。


でも、しばらく休めば…


そう思った私は、甘かったようです。

ムチウチの後遺症に加え、
精神面でも治療を受けなくては
ならなかったのです。

ずっと気力だけで過ごしていたような
気がします。
それが、ボス君の死でバランスが
完全に崩れたのです。

ムチウチも精神面も、
長期の治療になるでしょう。

そんな時、ペコちゃんが
治らない病気だとの連絡がありました。







残された時間は限られている。

タイに戻って、ペコちゃんの看病をしたい。

でも、私の身体はそれに耐えられるのか!?

タイに戻って、私の心はだいじょうぶだろうか!?


通っているクリニックの先生に相談しました。


犬を取るか、自分を取るか。


私がタイに行けば、
治療はスタートラインに戻るだろう。
悪くすれば、それよりももっとひどい
状態になるかもしれない。

日本に帰ってくる前、身体中の痛みに加え、

「どうやって息するんだっけ?」

そんな、普通では考えられないような
感覚にも陥りました。

今体重は、10キロ減ってしまいました。


私は、自己判断で薬の服用をやめて、
苦しむ友だちの姿を見ています。
どれだけ苦しいものなのか、
この目で見ています。

順調に行けば、1年半から2年の治療で
すむものが、5年、10年かかることに
なるかもしれない。
もしかしたら、一生?
すでに先生からは、私は犬のことを
考え過ぎて、治療がうまく進んで
いない、と言われています。

犬から遠ざかった生活をしなさい。
しはらくは、他の犬を触ることも
やめた方がいいでしょう。

そんなことも言われています。
実行するのはなかなか難しいけど。



私は、弱かったのです。


自分を取りました。
ペコちゃんに、会いに行くという
選択肢を選ばなかったのです。



仲良しのソムタム(左)と



私にできることは、
毎日神社にお参りすることくらい。


痛くないように。

苦しくないように。


そんなことを、ただ祈るだけ
だったのです。




ある日、胸さわぎがしました。
ペコちゃんのことが、
とても気にかかります。

翌日になっても、
胸さわぎはおさまりません。


夫を知っている知人に連絡しました。


「ペコちゃんについて、なにか知って
いたら教えてください」


帰ってきた答えは…


その日の朝、ペコちゃんは息を引き取った


という悲しい知らせでした。






号泣しました。

文字では、簡単に書けます。

「号泣」

今までの人生、泣いたことは
数知れずあります。
でも、号泣したことはなかったです。
それほど声を出して泣きました。



一度も会わずに逝ってしまいました。
なにもしてあげられませんでした。







翌日は、クリニックの通院の日。
診察室に入るなり、


「先生、私、もうダメです…」


今まで、私の手を離れ、遠くに逝って
しまった子たちは、
みんな私に会いに来てくれたけれど、
ペコちゃんは来てくれなかった。
私が見捨てたからだ。


そんな私に、先生は、


身体から魂が離れても、それから
四十九日はこの世にとどまっている。
その間に、次の生が与えられるのだよ。
あなたは、ペコちゃんのことを
嘆き悲しむべきではない。
次に授かるであろう新しい命が、
彼女にとって幸せになるように
祈るべきだ。あなたが悲しんでも、
ペコちゃんは喜ばないよ。

四十九日、その間にきっとペコちゃんは
会いに来てくれるよ。


そう言ってくださいました。

救われたような気がしました。
私は今、ペコちゃんのために、
毎日お祈りしています。



今はもうふたりともいません。
トゥクトゥク(右)は、
ペコちゃんのことが大好きでした。
きっと、やさしくペコちゃんのことを
迎え入れてくれたことだと思います



生まれ変わったら、
幸せな人生がおくれますように。

痛かったり、苦しかったりすることが
ありませんように。

そして、また、私と巡り会うことが
できますように。
その時は、最後まで一緒にいることが
できますように。




サンタクロースのお姫さまに扮した
ペコちゃん



ペコちゃんを見捨ててしまったという後悔は、一生ぬぐえないでしょう。

それは、私に与えられた罰です。






ペコちゃん、ごめんね。
でも、ペコちゃんのことは大好きだから。
この気持ちは誰にも負けないから。

今度会う時は、もっと早く、
そして最後まで一緒にいようね。

ごめんね、ペコちゃん。







2014年7月10日朝、ペコちゃん永眠。





さようなら、ペコちゃん。
でも、それは次に会うための言葉。
次に出会える日を信じて待っています。




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